相続が起きた後の確定申告
通常、確定申告というと、１月１日から１２月３１までの所得に関する申告を、翌年３月１５日までの間に行います。
では、年の中途で死亡した人の確定申告は、いつ行うべきなのでしょうか。
「準確定申告」の期限
亡くなった人の確定申告は、通常の確定申告と区別をするため、「準確定申告」と言います。
この準確定申告は、その年１月１日から亡くなった日までの所得につき、「死亡したことを知った日の翌日から４か月以内」におこなう必要があります。通常の確定申告とは期限が異なるため、注意が必要です。
相続税の申告はなんとなく知っていても、準確定申告については、知らないという方も少なくありません。また、相続が起きた後は行うべきことも多いので、４か月という期間はあっと言う間です。
期限直前になってから慌ててしまわないよう、相続が起きたらまず専門家に相談の上、必要な手続きと期限を確認しておきましょう。
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