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遺言書の作成は、どこに相談すれば良いか。
遺言書の作成って、どこに相談すれば良いのかしら。
弊所へぜひ!・・と言いたいところですが、選ぶ基準をお伝えしますね。
遺言書の作成サポートは、もちろん弊所へお任せ頂きたい!というのが一番のホンネです(笑)
しかし、遠方でなかなか弊所の利用が難しい・・という場合もあるでしょうから、いくつか、選ぶ基準となるヒントをお伝えしようと思います。
相続開始後の手続きに詳しいかどうか
まず、これは必須の条件だと考えてください。遺言書は作って終わりでも机上の空論でもなんでもなく、実際に相続が起きた後に、スムーズに実現できるかどうかが一番のポイントです。
つまり、この手続きを知ったうえで、逆算して文章を組み立てられるかどうかが重要なのです。
遺言書の作成サポートをうたう事務所は数多くありますが、実は恐ろしいことに、ほとんど経験がないというケースも少なくないようです。
個人的には、遺言書作成サポートは多岐にわたる知識が必要で、落とし穴も多く、また万が一問題があった際にそれに気づくのは多くの場合取り返しがつかない状態になってから(相続が発生してしまってから)という点で、きちんとサポートしようとすれば非常に難易度が高い業務だと思っていますが、経験が少ないとその落とし穴も見えづらいからか、簡単なように見えるのかもしれません。
確かに、遺言書を公正証書にするだけであれば簡単ですし、最終的には公証人が文言を整えてくれますので、無効な遺言書にはならないでしょう。しかし、本当に重要なのは、その前の、内容の検討段階です。いわゆる専門家(?)がサポートをした公正証書遺言で、よくこんなもので報酬を頂いたな・・という稚拙な(だいじな検討がもれている)ものは、何度か目にしていて、その専門家を信頼して大事なことを依頼したお客様のお気持ちを思うと、本当に腹立たしい想いです(・・と、この話になるとアツくなっちゃいますので、このへんにしておきます。苦笑)。
取り返しのつかない後悔をしないためにも、ぜひサポート先を検討される際には、その事務所のサポート経験や、遺言書実現の経験などをしっかりと質問等して確認されることを強くお勧めします。ふつうはきちんと答えますが、ごまかしたり、ましてや「失礼だ!」と怒り出すような先には、依頼しないほうが身のためかと思います・・。
ざっくばらんに、お気持ちを伝えられるか
良い遺言書を作成するには、財産状況はもちろんのこと、ご家族の状況やそれぞれのご家族との関係性、遺言者様ご自身のこだわりや、ご家族等について思われていることなどを、ざっくばらんにお話し頂くことが望ましいです。
中には、普段あまり人に話さない内容も入っているかもしれません。
しかし、こういった想いをしっかりお聞かせいただくことで、本当に遺言者さんの想いが反映された、良い遺言書をつくることにつながります。
そのため、その専門家にこういったお話しができるかどうか、という点も、ぜひ重視して頂きたいと思います。これは相性によりますので、女性が良い・男性が良い・こんな感じの人が良い・・など、人によって様々でしょう。これは、実際にお話しをしてみないとなかなかわからないと思いますので、無料相談や単発の相談を利用して、ぜひその専門家との話しやすさの相性のようなものを確認されてからご依頼されることをお勧めします。
「萎縮してしまって、言いたいことがあまり言えなかった」という後悔を、して頂きたくないためです。
他士業との連携があるか。他士業の範疇のリスクに気が付けるか。
弊センターは行政書士である池邉が運営しておりますが、気軽に相談できる司法書士・税理士・弁護士と連携しております。これは、相続手続き業務や遺言書作成サポートをするにあたっては、どうしても1つの資格では足りず、他士業への相談が必要になるケースが多々あるためです。
こういった連携があることで、ちょっとしたことや、ちょっと引っかかる点があれば、私から気軽に彼ら他士業に相談していますし、また、例えば具体的に「税額をきちんと試算してほしい」などのご要望があれば、税理士の紹介等をすることにより、トータルでのサポートを可能にしています。
実は、私も税理士資格(5科目必要)のうち、相続税法を含む4科目に合格しています(今は、税理士にはなるつもりはないので、受験していませんが・・)。もちろん税理士登録をしていない以上、税務申告書を作成する等は税理士法違反となるため行えませんが、税務上のリスクのあることに気づくことはできます。
リスクに気が付きさえすれば、税理士に確認をしたり、具体的なサポートが必要になれば税理士を紹介したりすることもできるわけです。遺言書作成にあたり税務上のリスクが生じる場面は多々ありますが、意外と税理士以外の専門家の場合には見落としがちなものも多くあるので、専門家を選ぶ際にはこの点にも注意すべきでしょう。
実際に、他の専門家がサポートをした遺言書で税務リスクがあるように思えたので税理士に確認したところ、やはり大きな問題があることがわかり、遺言書を作り直して事なきをえたケースもあります。
遺言書が実現されるときに、まだ業務をしているか
遺言書は、作成してから実際に利用するまで、タイムラグがあることも少なくありません。また、その専門家が遺言執行者になっている場合はもちろん、そうではない場合であっても、遺言書の実現の際に相談したいこともあるでしょう。
この場合、遺言者さんとご年齢が近いとか、また遺言者さんよりも年齢が上だったりすると、遺言書実現の際にすでにその専門家が引退しているとか、場合によっては亡くなってしまっている可能性が高くなってしまいます。
もちろん、人の寿命はわかりませんので、ご自身より若いからといって、100%とは言えません。しかし、可能性の点で見れば、やはりご自身よりも若く、健康な人を選んだ方が、後々を考えると安心かと思います。
専門家と言っても色々なのね。しっかり選ぶことにするわ!
上記は一例ですが、サポート先を選ぶ際の参考となれば幸いです。
こんな時は、無料相談をご利用ください
弊所では、ご来所いただく場合、初回無料にてご相談をお受けしております。下記のような方は、お気軽に無料相談をお申し込みください。
お身内のご相続が起きた場合
- お身内が亡くなったが、何から手を付けて良いかわからない
- 相続手続きの代行をしてほしい
- 相続人の中に、住所がわからない人がいて困っている
- 相続手続きで、ご自身が何をすべきか知りたい
ご自身の終活をご検討の場合
- スムーズに手続きができる遺言書を作成したい
- 遺言書作成をサポートしてほしい
- 自分にも遺言書が必要か相談したい
- 遺言書を作りたいが、何から手を付けて良いかわからない
※「相続争いが起きている」「納得できない遺言書を無効にしたい」等のご相談は、弁護士法の規定により弁護士以外はお受けできません。お客様の貴重な時間を無駄にしないため、ご予約のお電話の際に、簡単にご相談予定の内容をお聞かせいただき、内容によっては弁護士へのご相談をお勧め致します。弊センターでご対応可能な内容かどうか迷われたら、まずはお問い合わせください。
その他、無料相談についての詳細はコチラのページをご覧ください。
※ご相談は完全予約制です。突然お越し頂いてもご対応いたしかねますので、必ず事前にお電話等でのご予約をお願い致します。
※ご相談中など出られない場合には折り返し致しますので、番号を通知してお掛けください。
フォームからの無料相談のお申込み・無料相談についてのお問い合わせ
※原則、48時間以内に返信致します。返信のない場合にはメールフォームの不具合の可能性がありますので、申し訳ございませんが上記電話番号もしくはinfo@nagomig.comまでご連絡をお願いいたします。
※フォームやメールでのご相談はお受けしておりません。予めご了承くださいませ。
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※本ページは執筆当時の情報で記載しています。改正等により情報が変更となった際には随時改訂しておりますが、ご依頼頂いたお客様のサポートを優先しているため、追い付いていない場合もございます。あらかじめご了承くださいませ。
また、実際のお手続き等の際には個別事情や改正等により異なる場合もございますので、専門家へご相談ください。無料のブログ記事という性質上、本記事を参照された結果損害を受けられたとしても、弊センターでは責任を負いかねますので、こちらも予めご了承ください。