Q,相続手続きでつかう戸籍謄本や除籍謄本は、何セットくらい取得しておけば良いですか?
相続手続きの際の戸籍とか除籍とかって、何セットくらいとっておくと良いのかしら?銀行の数だけ必要?
A,原則1セットでOKです。ただ、現在有効な戸籍は2~3部、印鑑証明は3部ほどとっておくと安心です。
通常、1セットあれば大丈夫ですが、印鑑証明や現在戸籍は複数取っておくと安心です。
戸籍や除籍は、原本を提出?
除籍や原戸籍など相続手続きに必要な書類は、原本を提出するのではなく、「原本を見せて、コピーを提出して、原本は返してもらえる」ことがほとんどです。そのため例えば金融機関が複数ある場合でも、金融機関の数の分の原本が必要なわけではありません。
ただし何も言わなければ原本をそのまま持っていかれてしまうこともありますので、「原本は返してください」と必ず伝えるようにしましょう。
相続税申告がある場合の手続き順序
なお、相続税の申告がある場合には、税務署には印鑑証明は原本を提出します。そのため、相続税の申告期限が差し迫っているなど特段の事情がなければ、金融機関等や不動産の名義変更等の手続きを済ませてから、そこで戻ってきた原本を申告で出すようにすると、無駄がなくてお勧めです。
印鑑証明は何部必要?
ちなみに印鑑証明はや相続人の現在戸籍は、生命保険の受取などいくつかの手続きで、原本の提出が必要になる場合がありますので、多めに取得しておかれると良いでしょう。
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