公正証書遺言の遺言執行者は、誰に依頼するのが良いか。

遺言執行者とは

遺言執行者とは、簡単に言うとその遺言書の内容を実現する責任者のことです。遺言がスムーズに実行されるため、遺言が自筆証書であっても公正証書遺言であっても、遺言執行者の指定は必須といえます。では、この遺言執行者は、誰を指定すれば良いのでしょうか。

遺言執行者には、資格は必要ない

まず、遺言執行者に資格は必要ありません。未成年者と破産者以外であれば、誰でも指定することができます。また、相続人になる予定の人や、遺言書で財産を渡す相手であっても問題ありません。

ただし、相続が起きた後の手続きは書類も煩雑であり、また平日のお昼に動く必要もあります。その他様々な書類の作成も必要なため、遺言書の作成サポートを依頼したのであれば、その専門家を執行者に指定することも少なくありません。

また、もし相続発生後に争いが予見されているのであれば、弁護士または弁護士にスムーズにつなぐことのできる人を執行者に指定しておくと良いでしょう。執行者は1人でなければいけない、という事もありませんので、相続人と、専門家の両方を執行者とする場合もあります。

なお、相続が起きた後手続きを行う必要があるため、遺言作成者より10歳以上若い、健康な人を選んでおくことをお勧めします。

ご家族等と専門家のいずれが執行者になった方が良いかは一概に言えるものではなく、遺言書の内容や状況によっても異なりますので、遺言書の作成サポートを依頼した専門家と、よく相談されて決めていかれると良いでしょう。

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