終活でお墓を購入しておくメリットとは|常滑半田の遺言サポート

終活にはさまざまものがありますが、そのなかの1つに「お墓の準備」があります。以前は、自分の生前にお墓を建てるなど縁起でもないと考える方も少なくありませんでしたが、最近では生前にお墓や永代供養について検討される方もずいぶん増えてきた印象です。

この記事では、生前にお墓を購入しておくメリットや、お墓とあわせて検討しておきたいことなどについて詳しく解説します。

生前にお墓は買えるのか

そもそも生前にお墓を購入することは可能なのでしょうか。

この点は、ほとんどの場合問題ありません。お墓は亡くなってから買わないといけないなどのルールはありませんし、最近では生前にお墓を準備される方も決して珍しくありませんので、その点は安心されると良いでしょう。

終活でお墓を買っておくメリットとは

では、生前にお墓を買っておくメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、主なメリットとして3点をご紹介します。

相続税の節税になる

1つ目のメリットは、相続税の節税になる点です。

相続税は、原則として亡くなった方が亡くなったときに持っていた財産に対してかかります。しかし、例外的に一部のものについては非課税とされているのです。この、非課税となる財産の1つに、お墓があります

例えば、8,000万円の財産をお持ちの方が亡くなった場合、この8,000万円が相続税の対象です。しかし、生前に150万円でお墓を購入した場合、お墓は相続税の対象から外れますので、「8,000万円-150万円=7,850万円」が相続税の対象となるのです。

一方で、亡くなった後でご遺族が相続したお金を使ってお墓を建てても相続税には一切関係がありません。つまり、前述の例でいえば、たとえ亡くなってから150万円のお墓を購入したところで、相続税の対象となるのは8,000万円のままなのです。

相続後に買う予定のものを相続が起きる前に買うだけで節税となりますので、この点は生前にお墓を買っておくメリットと言えるでしょう。

自分の眠る場所を自分で決められる

生前にお墓を購入すると、自分で好みのお墓を選ぶことができる点もメリットです。特に、お墓のある場所やお墓から見える景色などを自分で選びたいという場合などには、終活でお墓を購入しておくと良いでしょう。

ご家族の負担を軽減できる

終活でお墓を用意しておくことで、相続が起きてからご家族がお墓を購入する手間を軽減できる点もメリットの1つです。

相続が起きてからはすべきことも多くバタバタとしてしまいます。そのような中でお墓を選び購入するのは思った以上に負担が大きいのです。生前にお墓を用意しておくと、こうしたご家族の負担の軽減にもつながります。

終活でお墓を買う際の注意点

では、生前にお墓を購入する際には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。主な注意点として、次の2つを解説します。

購入費用のほか管理料も確認しておく

1つ目の注意点は、お墓によっては購入した時点から管理料が発生する場合がある点です。そのため、あまり早く購入してしまうと、誰も入っていないお墓の管理料が毎年発生してしまう可能性があります。

また、管理料が高額な場合には、相続が起きてからその管理料を支払っていくご家族に負担をかけてしまうかもしれません。

お墓を購入する際には、その購入費用だけではなく継続的にかかる費用や、管理料がいつから発生するのかという点も確認してから購入するようにしましょう。

家族に話をしておく

2つ目の注意点は、お墓を購入したことをご家族にきちんと伝えておくことです。お墓を買ったとしてもそのことをご家族が誰も知らなければ、いざというときに気づかれず、せっかく購入したのとは別のお墓を購入してしまうかもしれないためです。

できれば購入の前にご家族に相談された方が良いかとは思いますが、仮に独断で決めた場合であっても少なくとも買った後にはご家族に伝えるようにしておいてください。

終活でのお墓の選び方のポイント

では、終活でお墓を購入するには、どのように選べばよいのでしょうか。選ぶ際のポイントとして下記の3点を参考とされてください。

雰囲気や管理状態を自分の目で見て決める

最近ではホームぺージなどがある場合もありますが、最終的には実際に現地を確認してから購入することをおすすめします。

なぜなら、現地を見ることでその場所の雰囲気や管理の状態などを確認することができるためです。例えばマンションを買う際にも現地を見ずに購入してしまうことはリスクが大きいかと思いますが、それと同じだと考えると良いでしょう。

家族に相談をして決める

お墓の購入に際してはできればご家族に相談してから決めることをおすすめします。

なぜなら、相続が起きた後で実際にそのお墓を管理したり参りに出向くのはご家族であるためです。いくら景色の良いお墓であってもあまりにも遠方であったり階段が多かったりすれば、家族が参ることが難しくなってしまうかもしれません。

また、管理費用が高額な場合には、ご家族が継続的に負担をすることが大変だというケースもあるでしょう。

もちろん必ずしもご家族の主張を飲むべきということではありませんが、後からご家族の想いを聞き「そのように感じるのなら、別のところにしておけばよかった」と後悔してしまわないためにも、あらかじめご家族の意見も聞いてから判断されることをおすすめします。

トータルの費用を確認して決める

お墓を購入する際には、購入時にかかる費用のみではなく継続的にかかる費用も確認して購入するようにしましょう。

思いのほか管理費などが高額になってしまう場合もあるためです。

お墓と合わせて遺言書も準備しておこう

終活でお墓の購入を検討する際には、あわせて遺言書の作成についても検討されることをおすすめします。

「うちには大した財産なんてないのに遺言書なんて・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、遺言書はなにもいわゆるお金持ちの方のためのものではありません。遺言書は、その財産の多寡にかかわらず、ご相続が起きた後でのご家族の負担を軽減するためには不可欠なのです。

遺言書をつくるメリットは数多く存在しますが、その最も大きなものは「きちんとした遺言書があれば、ご家族が財産分けの話し合いをしなくても済む」点だと言えます。

相続が起きた後で不動産の名義を変えたり、預貯金を解約したりするためには、相続人全員が話し合い、財産をどう分けるのかを決めなければなりません。この話し合いがもとで相続争いに発展してしまうケースもあるのです。

また、結果的に争いにはならなかったとしても、「遺産分けの件をきょうだいにどう切り出そうか」とか、「自分はずっと同居をしてきたから少しは多めにもらいたいけど、それを他のきょうだいも納得してくれるだろうか」といった心理的な負担は感じてしまう方が少なくありません。

遺言書があれば、こうした負担を軽減できるのです。もちろん、「ずっと同居をしてきた子に多めに渡してあげたい」ということであれば、そのことをきちんと遺言書に盛り込んでおくことで、これまでの感謝の想いを表すこともできます。

終活にあたっては、ぜひお墓のことと合わせて遺言書についても検討しておきましょう。

この記事を書いた池邉からひとこと

「自分が亡くなった後のことを考えるなんて、縁起でもない」。従来はそう考える方も少なくありませんでした。

しかし、生前にご自身の終末と向き合い、財産のことやお墓のこと、お葬儀のことなどを自分できちんと決めておいた方が、やはりご家族の負担の軽減やご自身の想いの実現にとってはかなり近道です。

そう考える方も増えてきたからか、「終活」をする方はいまや少数派ではありません。終活ブームなどと言われていますが、私は決して終活は一過性のブームなどではないと考えています。結婚式を家のしきたりからではなく自分たちで決めるのと同じように、ご自身の終末やご自身の亡きあとの財産の行き先をご自身で決めておくことは、今後さらに当たり前のこととなっていくでしょう。

そして、本文でも記載のとおり、終活でお墓を買っておくことはメリットが少なくありません。また、遺言書をつくっておけばご家族の負担をかなり減らすことにつながります。ぜひご家族とも相談され、お元気なうちにお墓を購入したり、遺言書を作ったりしておき、これからも安心して長生きをしていって頂きたいと思います。

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