2020

遺言書作成後の出来事

遺言書を作った後は、もう遺言書に書いた預金を使ってはいけないのか

元気なうちに遺言書を書くのはおかしい?遺言書は、万が一に備えて早いうちにかいておいてくださいね、とセミナー等でお伝えした際、何度かいただいた反応に次のようなものがあります。でも、まだ私元気で、これからもお金を使っていくから、まだ遺言書書けな...
遺言書作成後の出来事

遺言書を作った後で、財産を渡したかった相手が自分より先に死亡したらどうするか。

相続が起きる順番は、分からない相続が起きる順番は、誰にもわかりません。あまり考えたくないことかもしれませんが、悲しいことに、遺言書で財産を渡すと書いた相手Aが、自分よりも先に亡くなってしまう事もあるのです。では、その場合、先に亡くなってしま...
遺言書作成後の出来事

遺言書を作った後で、遺言書に書いた不動産を売ったらどうなるか。

遺言書を書いたあとでも、財産を動かせるのが原則遺言書を作成したからと言って、遺言書に書いた財産をその後動かせなくなるわけではありません。ご自分の財産ですから、自由に使ったり処分したりして構わないのです。では、仮に、遺言書で長男に相続させると...
遺言書チェックポイント

遺言書を作った後で、できるだけ書き換えなくて良いための工夫とは

遺言書は何度でも書き直せるが・・大前提として、遺言書は一度作成したとしても、その後何度でも書き換えることが可能です。そのため、もし状況が変われば書き直せば良いです。とはいえ、遺言書を書き換えるには、公正証書であれば費用もかかりますし、頻繁に...
遺言書作成後の出来事

遺言書を作った後で、遺言書に書いた財産を贈与したらどうなるか

遺言書を作ったら、財産は動かせない?まず、前提の話です。遺言書を作ったからと言って、遺言書に記載した財産を動かせなくなるわけではありません。ご自身の財産ですから、使おうが売却しようが誰かにあげようが、これは引き続き自由です。遺言書に書いた財...
遺言書作成後の出来事

遺言書を作った後で、渡す相手の住所や連絡先が変わった時の注意点

遺言書で財産を渡す相手の特定遺言書をつくる際、一般的に、渡す相手が親族であれば、氏名のほか自分との関係性(「長男」「姪」など)と生年月日で、他人であれば氏名と生年月日、住所を記載することで、これで渡す相手を特定します。住所が変わったら、書き...
遺言書作成後の出来事

遺言書を作った後で、遺言書に書いた財産を紛失したらどうなるか。

遺言書作成後の財産紛失遺言書を作成した後で、遺言書に書いた財産を紛失したらどうなるのでしょうか。なお、「不動産」や「預金」は基本的に紛失しようがありません。例えば高価な指輪など、モノを想定してください。撤回したとみなされる遺言書に書いた財産...
遺言書作成後の出来事

遺言書を作った後で、証人と連絡がつかなくなったら、何か問題があるか。

公正証書遺言の証人公正証書遺言を作成する際には、証人が2名必要です。その根拠は、民法969条です。(公正証書遺言)第九百六十九条  公正証書によって遺言をするには、次に掲げる方式に従わなければならない。一  証人二人以上の立会いがあること。...
相続の基礎知識

孫は、相続人になる?

孫は相続人?相続の対策を講じる際や実際に相続手続きを行う際には、まず「誰が相続人になるのか」を正確に把握しておく必要があります。では、孫は相続人になるのでしょうか。原則として、相続人ではないが・・結論は、原則として孫は相続人になりません。た...
相続の基礎知識

配偶者の連れ子は、相続人になる?

連れ子は相続人?相続の対策を講じる際や実際に相続手続きを行う際には、まず「誰が相続人になるのか」を正確に把握しておく必要があります。では、配偶者の連れ子は、相続人になるのでしょうか。連れ子は、「原則」相続人ではない結論を言うと、配偶者の連れ...