銀行での相続手続き。亡くなった方の実印は必要?

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被相続人の実印は必要か

相続手続のとき、亡くなった人の実印って必要なのかしら。

いえ、通常は、亡くなった方の実印を使う場面はありません。そもそも、死亡届を役所に出した時点でもう印鑑証明も取れませんから、亡くなった人には実印というものが存在しないですね。

銀行の手続きに限らず、通常、亡くなった人の実印を使う場面はありません。そもそも印鑑証明がもう発行されませんので、実印という概念がないためです。

また、印鑑はその本人が押すべきものですから、亡くなった人は既に押印ができない以上、亡くなった人の印鑑を押すこと自体が不自然です。

(稀に、車の手続きなどでは簡便的に亡くなった人の印を押して手続きをする、という話も耳にしますが、亡くなった人を生きていると装って手続きをしているだけで、問題がないとは言い切れません。)

相続の手続きの際には、亡くなった人の印ではなく、遺言書があれば相続人や受遺者、遺言執行者の実印を捺印し、遺言書がない場合には相続人全員の実印を押すこととなります。

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