死亡の手続きで「除票」が必要と書いてあるが、除票とは何か。

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除票って何のこと?

父の相続手続きで、銀行から「除票」が必要と言われたの。耳慣れないんだけど、何のことかしら。

除票とは、除かれた住民票のことです。

日本に住所のある人は市町村ごとに住民票が管理され、まとめて住民基本台帳に登録されています。この情報をもとに作成されるのが、市町村役場で取得できる「住民票の写し」です。

※日常会話では「住民票を取る」などと言いますが、市町村役場で取得できるのは、住民票の「写し」です。

そして、亡くなったり他の市町村へ住所を写したりしてその市町村から出ていった人の住民票は、住民基本台帳から除かれて管理されます。その除かれた住民票の写しのことを、「除票の写し」と言います。相続手続きでは、通常、亡くなった人が亡くなったことにより除かれた除票の写しが必要です。

つまり、除票とは、「亡くなった人が最期に住んでいた場所を示す住民票」だと思っておくと良いでしょう。

除票は、どこで取れるのか

この「除票の写し」は、亡くなった人が最期に住所を置いていた市町村の役場で取得できます。

耳慣れない言葉なので難しく感じるかもしれませんが、その人が存命であったときに、その人の住民票をご家族が取っていたのと同じ要領で取得できます。

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